麒麟の翼
を昨日見ました。
東野圭吾さんの原作で、阿部ちゃんが主役の物語。
阿部ちゃんは同年代ということもあり、しかもかっこいいから好き(同年代?)
いい話だったがここでも一番印象に残ったのが、ガッキーと三浦君のからみ。
三浦君「おれ、やっとやりたいことが見つかったんだよ!」
ガッキー「好きなことで生きていけるほど世の中甘くないよ。もっとちゃんとやろうよ」
・・・
三浦君「おれ、今は金ないけど、絶対稼いでらくにしてやるからな」
ガッキー「・・・」
のようなセリフの掛け合いだったと思う。
DVDで観たので、この映画の前に山のように広告映像が流れていたのだが、そこでも
気になったのが「三丁目の夕日」での一コマ
小雪さん「お金稼ぐとか出世とかより、大事に人と幸せに暮らせるってことがいいんじゃないのかな」
・・・
みたいなせりふだったと。
批判を承知で。
大事な人と幸せに暮らしたいから稼ぐんです。
稼ぐために出世が必要だったら出世するように頑張るんです。
やりたいことで食べていくんだけど、それが簡単ではないのはわかるけど、
やりたいことを精一杯やって、充実した形で家族に外貨をもたらしたいんです。
一緒に自分も幸せになりたいんです。
それでやっていけなかったら?
その時はやりたいことをやめます。
家族が我慢、l苦しんでるのをみながら自分のやりたいことをやっても
苦痛でしかないから。
で、いつしか努力が実り生活も安定する。
が、一旦走り出した世界は止まることイコール「なくす」ことを意味します。
「減る」んではなく「なくなる」んです。
すると、収入は確かに余裕が出たが、気持ちに余裕がなくなりいつもイライラ。
本当は家族と幸せになりたくて一生懸命頑張ってきたのに、家族の中で一番
厄介な存在になってきた。
「仕事ばっかりで家のことは何もしないで・・・」
「どーせ考えるふりだけで仕事のこと考えてんだろ」
ちがう。ちがう。ちがうんだよ。
だけど、そう思われても仕方がないことは自分が一番よく知ってる。
どうすればいいだろう。
答えは至極簡単。
今以上に仕事に打ち込み、家族のことを考える。
は?
はい。今以上にです。
結局、多少の文句を言われたくらいでうろたえているような志の低さでは
これからも厄介者あつかいでしょう。
自分が生きている使命を考え、とにかくできるだけのことをする。
考えられることは全部やる。
信念を持って事に臨むからこそ受け入れてもらえる。
そう信じて生きていくことが唯一の答えだと思う(どうでもいいけど映画の話それ?)
こんなことを考えていたらラストシーンのセリフが(映画つながってたのね)
ガッキー「こんな考えじゃあまいですよね」
阿部ちゃん「それはよかった。甘さが少しはなくちゃ世の中真っ暗だからな」
のようなせりふだったと。
甘さがなくちゃ・・・
かっこいいな~
甘さで明るくなるなら、私なんかはいつでも甘々のかんかん照りだ。。。