文化シヤッター36年、異業種ハイブリッドで事業を展開していくYoshikiのブログ。

器用貧乏

という言葉がありますが、僕は実際に経験しています。

器用貧乏は本当に貧乏になる。

これは請負業に多いことですが、一つの仕事がうまくできると
これもできる?と聞かれ、つい「できます」と言ってなんでも
手を出すこと。

結果強くない分野で勝てない戦いをし、得意な分野を掘り下げる
時間も作れず収支は悪くなる一方。

ここならば絶対に負けないという場所を作り、そこで勝負をする。

他人の土俵には上がらない。そこは勝てる場所ではない。

今だから多少いえることですが、5年ほど前は何でもできる

器用=優秀

と考えることもあり、いろいろなことを行っていました。

器用なことは強い部分に関してはいいですが、それ以外で求めても無理。

これを確信したのは、ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」を読んだとき。

「優秀な脳外科の医師も、ひざの痛みは治療できない」的な内容だったと

思いますが、同じ医師でも様々な分野があり、それぞれに役に立っている。

依頼を断ることの苦痛から逃れるために「できます」と言っていたのは

器用なのではなく単なる弱さ。

大切なのはプロとしてなにで貢献できるか。

でもあまりHPとかで「プロが伺います」と掲載するのは嫌だ。

あたりまえだから。。。

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