文化シヤッター36年、異業種ハイブリッドで事業を展開していくYoshikiのブログ。

工事費の上昇

今日の日経に載っていたが、東京で高層ビルなどの建設が活発なため、工事費の上昇が続いているという。

職人不足も目立つという・・・

これってほんと歴史は繰り返すじゃないけど、失われた20年以前にもよく聞いた。

工事の人間を育てて・・・

若い者にどんどん切り替えて・・・

などなど。

で、実際にどう具体的に行っていくのか聞いたこともなければ、見たこともない。

まあ、研修というものはあるが、あくまでも研修であってプロとして業務を依頼されるまでには、

高いレベルでの実績を積まなければならない。

この高いレベルでの実績を積むためのシステムが作れない。というか工事の人間を育てる、

現在工事を請け負っている人たちが人を育てよう、若い人を育てようと自ら名乗りを上げる人がいないからだ。

声を上げるのはいつでも発注者側。言われてやらされているだけだから。

工事の人間を育てるのは大変。

何で?

工事は失敗ができないから。

もし失敗してしまったら、やり直すための時間とコストがかかり利益を無くしてしまう。

で、ベテラン(熟練)の職人・・・という流れになる。

職人=プレーヤー

育てる=マネージャー

なので育てられるわけがない。

だからよく言う。

仕事は教わるもんじゃない「見て覚える」「盗む」もんだ。

なるほど。

そんな環境だからこれからも変わらないだろう。大枠では。

そうこうしているうちにオリンピックも終わり、今度は何十年失われるか知らないが、

静かな世の中がやってくる。

そんな世の中で当社はきらりと光る会社になる(ここへ来たかったのね、長い前振で)

そのためというわけではないが、基本的にこの業界での経験者は採っていない。

良くも悪くも待ちの姿勢が染みついている為、当社の掲げる理念と合わないのが

見えているからだ。

ベテランではなく、若さを重視し会社の思い描く理念、夢を毎日僕の口から伝えていく。

どんな会話をしていても話がその方法に行くので、みんな「またか」とは思うだろうが・・・

これからも言い続けることが強くなっていく道と信じております。

世の中が動いているから、その流れで「こうしよう」ではなく、

「こうしたらいいのではないか」と考え、いつの時も革新していける集団であるよう

自分に一番プレッシャーを与えて行きます。

…………episode………………

「・・・なんて会社になれたらいいよな~」

「ふ~ん・・・それでうまくいったらいいね。だいたいいつも理想ばっかり
 語りすぎなんじゃない。仕事って言ったってみんなそれぞれ考えてること違うんだから、
 理想ばっかりじゃね~」

「いや、理想ばっかりでは・・・」

「いいよね、自分は理想話してると気分がいいから。いつも同じ話をして。
 少しは現実見てくれなくちゃ(求人のチラシを見ながら)」

「・・・」

…………to be continued………………

 

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